FIFAワールドカップ

世界最大のワールドカップがいよいよ来月開催されます。

6月に開催されるブラジルW杯に臨む日本代表メンバー23人が発表されました。昨年12月段階で候補は63人。その中からブラジルW杯サッカー日本代表23戦士が選ばれたのです。

今回の一番のサプライズは、2年ぶり招集の大久保嘉人(31=川崎)選手でしょう。亡くなられたお父さんの命日の日に選出されたという話にはドラマを感じます。

一方、Jリーグで今季7得点と好調の豊田(29=鳥栖)や、昨季23得点を挙げた川又(24=新潟)は選出されず。昨年の欧州遠征までは名前を連ねていたハーフナー・マイク(26=フィテッセ)の名前はなし。今季はオランダリーグで10得点。貴重な高さのある選手ですが、周囲とうまくフィットできなかったことが大きかったのではないでしょうか。今後の代表を担うと目される注目株の南野拓実(19=C大阪)も選出はなし。1998年小野伸二以来の10代での選出はなりませんでした。

また、中盤では経験豊富な中村憲剛(33=川崎)、ボランチのバックアップとしてこれまで招集されてきた細貝萌(27=ヘルタ・ベルリン)なども最終的に23人入りを逃しました。生まれ故郷ブラジルでの出場を願ったDF闘莉王(33=名古屋)や駒野友一(32=磐田)らベテランも残念ながら外れました。

勝負に勝つためのチーム作りをする中で、最終的に選ばれるたのは最適者ということになります。トーナメント方式で勝ちあがる個人競技とちがいますので、チームとして勝つために必要な人材が最終的に選ばれたのではないかと思います。これは企業の組織においても同様です。必ずしもずば抜けた人材がリーダーに選ばれるわけではありません。

最終枠の数ピースの選択は勝負の明暗を分けます。たった一人の選手の投入で状況は一変することがあるからです。果たして、今回のメンバーの中では、誰がそのキーマンとなるのか?これは神のみぞ知るところでしょう。

 ちなみに、FIFAワールドカップですが、海外ではワールドカップと言えばサッカーを指します。オリンピックと比較すると規模は圧倒的にワールドカップで、世界の視聴人口はオリンピックのそれをはるかに上回ります。国際サッカー連盟によると、2006年ドイツ大会のテレビ視聴者数は、世界214カ国・地域で延べ263億人、オリンピック2008北京大会の視聴者数は約47億人、約300種目のオリンピックが束になってかかってもサッカー一競技のワールドカップが圧勝しているのです。世界最大のスポーツイベントまで1か月です。日本チームを応援しこのイベントを楽しみましょう。

 

日本代表の試合日程(日本時間)は

6/15() 10:00 コートジボワール戦、

6/20() 07:00 ギリシャ戦、

6/25() 05:00 コロンビア戦

となっています。

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