2月の風の便り

2025年は昨年に比べると平和なスタートと言えるかもしれません。

昨年と似てると思われる出来事は、降って沸いた感じの「フジテレビの性加害問題」に1月30日の「米国の航空機と軍用ヘリの衝突事故」です。昨年は1月2日に羽田空港で同様の事故がありました。幸い自衛隊の方以外の一般民は奇跡的に助かりましたが、今回は軍人も乗客60名も全員死亡とトランプ大統領就任後最大の事故になりました。

また、1月27日のディープシーク・ショックは、びっくりしました。低コストでAI開発が可能になるという触れ込みも、ここにきて品質が悪すぎて危険なのでダウンロードを控えるようにと米国ではアナウンスされているようです。

また、トランプ大統領就任でウクライナ問題や中東のイスラエル問題は沈静化しそうに見えますが、米中貿易戦争の行方が今年は最も注目すべきテーマかもしれません。

国内では1月末より通常国会が開催されています。年金法の改正はここにきてかなりトーンダウンしています。これは夏の参議院選挙をにらんでの動きと思われます。衆議院選挙で大敗して、退陣しない石破内閣では選挙では勝てないはずです。

また、マスコミのフジテレビ性加害問題報道の裏で大事な法案が通過しているかもしれませんのでご注意ください。「ショック・ドクトリン」。これは,社会に壊滅的な惨事 や事件が発生した直後の,人々がショック状態に陥り,茫然 自失のまま抵抗力を喪っている間に,衝撃 的出来事を好機と捉え,巧妙に利用する政策手法のこ とです。

残念ですがテレビはスポンサー離れが加速しておりオワコンのようですので、あまり見ないほうが賢明のような気がします。ドラマはTVerなどでチェックし、ニュースは投資家は日経新聞、それ以外では信用できる方のSNSなどでチェックしましょう。

2月は一年間で最も寒い季節でここ1週間は大寒波のようです。体調を崩している方も多い中で、中国は春節で日本にあらたなウィルスが入ってきています。まずは、健康管理ですが、マスクよりも免疫力を強化することが最も重要です。

2025年はインフレも収まらず、厳しい年になりそうです。自分を見失わないように、しっかりを前を向いて歩みましょう。歩くときは、スマホを見ながらの「ながら歩き」は控えましょう。目の前の大切なものを見失っているかもしれません。

春はすぐそこまで来ています。勇気を出して、休日は日の光を浴びて春の到来を待ちましょう。

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